キャンプ用テーブルを自作!イレクターパイプと板付きナットで簡単組立!キャンプギアDIY

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キャンプでちょうど良いサイズのテーブルを探してたけど、しっくりくるのがなかったので自作しました。

けー

あるんだけど高いんですよね〜

脚の取り付け方法が一番のネックだったんだけど、色々考えた結果イレクターパイプを使うことで解決!

キャンプ用テーブルの自作を考えてる方の参考になるといいですね。構想とパーツ選びの段階から書いてます。

ただひとつ問題点があったので、最初に書いておきますね。

それは!ハイテーブルだとブレが出てしまうことでした。

解決策も考えてテスト中なので追記をお待ちください!

解決策も追記しました!

目次

最初はキャンプ用テーブルを買うつもりだった

今はソロキャン用に針葉樹合板で自作した組み立てテーブルを使ってるんだけど、もう少し大きなものが欲しくなった。

ソロキャン用にテーブル作った

これは90cm x 45cm。高さは40cm

使っているともう少し奥行きが欲しかったり、幅も120cmでも良いかなとか、いっそのことハイテーブルでも良いんじゃないか?とか考えてた。

それで検討したのがこのあたりのテーブル。

コールマンのバタフライテーブルは大きい割に、軽くてカラーも渋めなんだけど価格は2万円を超えてくる、、、

waku fimacは安くて評判がいいんだけどロールタイプはちょっと面倒かな、、、

という事で自作の方向で考えることにしました!

自作テーブルの構想

自作テーブルのイメージ

今回自作するのあたってどんなテーブルが欲しいのか改めて書き出すと

  • 幅は90〜120cmで物を広げて置ける
  • 奥行きは60〜70cmあるとゆったり感がでる
  • 高さは思い切ってハイタイプにする
  • とは言ってもローでも使いたい時もある
  • 天板は一枚板がいい(実はロールは隙間があって好きじゃない)
  • 組み立て簡単
  • できるだけ軽く
  • 色は落ち着いた感じにしたい

とこんなイメージが出来上がりました。

特に組み立て簡単はマストにしたい項目。前回のはちょっと面倒だったので。

けー

僕は基本オートキャンプなので多少大きくても積めればいいけど、キャンプ場に着いたらサッと組み立てできる方が気分的に楽ですよね〜

そしてまとまったものがこれ!

  • 大きめの天板に脚を取り付けるだけのシンプルな感じ
  • 脚の取り付け方。これは良いアイデアが浮かんだので解決
  • 高さは用途に合わせてハイタイプとロータイプの脚を変える
  • 色は他の自作ギアと揃える

材料選びと組み立て方の構想

自作でもそんなに安っぽいのは作りたくないなーとか考えつつ、素材は何にしようかを検討。

天板はシェルフの棚板に使ったあまりが物置に残っていたので使うことに。サイズは91x62cm。(ちょうどサブロク切ったあまり)

厚みは9mm。足つきナットを埋め込むと貫通してしまうので、脚用の土台も作ることにする。←ここで少し失敗した。

木目も結構キレイに入っているのでカッコよくなりそう!

脚は一番悩みました。木製かパイプかどうやって取り付けるか

ボルトでねじ込み式にする予定なので、天板側は板付きナットをつければいいけど脚にボルトを取り付けるのが難しい。

けー

ハンガーボルトオールアンカーを入れる穴を脚に垂直にあける自信がないなー

ロータイプならちょっと曲がっても気づかない感じだけど、ハイタイプは曲がると結構致命的になっちゃう。

こんな商品です

そこでパイプ脚ならどうだろうと探してみると、打ち込みナットをパイプに取り付けてボルトを通す方法がありました!

シルバーのギアが多ければこれで良さそうですね。

ただ今回は他のギアに合わせたいので木製パイプなら黒にしたい。黒く塗装してもいいけどテーブルの脚だとぶつかったりして塗装が剥げてきそうで心配かも。

そんな思いでホームセンターで見ているとイレクターコーナーでメッチャいいヤツを発見!!

パイプの先に取り付けられるアジャスター

こいつのこの調整するネジ(白い方)を外してM8ボルトに変えれば一発でボルト付きパイプの出来上がり!

けー

さらに最初から黒だし!!

これですべての問題が解決したのでテーブル制作に入ります(^^)

キャンプ用テーブル制作

テーブル用の材料

シェルフに使ったあまりの針葉樹合板。今回は左を天板に、脚の土台用に右の一部を使う。

まずはイレクターパイプの2.5m。これを4等分にカット。

各種パーツは、

  • ゴムキャップ(インナー):イレクター純正
  • アジャスター:イレクター純正
  • 板付きナット(M8)
  • M8ボルト(20mm)
  • タッピングビス(3x16mm)

このほうがわかりやすいですね!脚4本分を買ってきました。

天板に脚用の土台を付けて足つきナットを埋め込み、アジャスターをつけたイレクターパイプを脚にする作戦。

最初に板付きナットを取り付けると、どのくらい出っ張るかの確認で端材にとめてみました。

結構板とタッピングの厚みがどうしても出っ張りますね。ここを面一にしたくてトリマーで彫り込んだんですが失敗しました。

まずは失敗例を先に載せておきますね

脚用土台の失敗の様子

最初は足つきナットを取り付けた時の鉄板部分を少しトリマーで削って面一にする予定でした。

針葉樹合板12mm端材があったからトリマーでやってみたらガタガタになり、表面も少しめくれちゃって悲惨な事に、、、

ラーチの12mmに墨付けして、ストレートビットで少し掘ります

とりあえず入ったのはいいけどガタガタ汗

見た目がかなり悪いので仕方なく諦めてそのまま付けることにしました。

けー

気を取り直して作業を進めますよー

天板の作成

天板の厚みは9mmなので板付きナットはそのまま取り付けられません(板付きナットの厚みは約8.5mm)。穴を開けると貫通してしまう。

そのため脚用の土台を同じ針葉樹合板9mmから切り出します。

残りの板から切り出します。

ここでセンターに目印の穴を開けておきます。

四隅に土台を合わせてみる。端からの間隔はこのくらいが良さそう。15mmにしました!

軽く面取りしてからペーパーがけ。タジマサンダー使いやすい。

天板全体はランダムサンダーで。

角は触って気にならないくらいのR加工。タジマサンダーはちょっとした箇所を削るのに大活用

素材の下処理完了!今日は接着までやっちゃおう。

タイトボンド3を塗って広げます。

ダイソーのクランプがこのくらいの時は使いやすいですね。もっと買っておけばよかった。

今日はここで終了。コーヒー飲んで休憩。

乾いたので板付きナットの取り付け穴を開ける。

板付きナットの厚みは約8.5mm。ナットの直径は16.7mm。

ナットに取り付ける部分のボルト。長さは12.4mmだけどナットの板の厚みがあるので深さは約11mmほどにします。

穴の直径は18mmにしました。

今回初めて使ったボアビット

安いセット品だったけど軽い力で掘り進む!切れ味いいじゃん!うちの一軍になりました笑

4箇所穴あけ終わり!

天板の塗装

このテーブルの塗装は前回作ったシェルフの棚板と同じ色にする予定。

自作の手作りステインダイソーニス(チーク)の重ね塗りにします。

ひとまず土台に塗る。一気に沈んだ色になっていい感じ。これがベースになって色が活きてきます。

表裏とも手作りステイン塗装完了。ほぼ酢なので染み込んでいて乾くに時間がかかる。ニスは明日以降。

翌日乾いたのでニス塗りに入ります。400番で軽く表面を研磨。

ダイソーニス(チーク)

最初は色の確認もしつつ裏面を塗ったら染み込む染み込む!裏面だけでこれだけ使った。

2度塗りの前には240番のペーパーでしっかりとサンディングしました。左半分がサンディングしたところ。

さらに塗り続けて3度塗り完了。このくらいで良いかな。

けー

使ってみて気になったらもう一度塗る予定

板付きナットの塗装

そのままでも良かっただけど、なんかこの色味は気になってしまったので黒く塗装することにしました。

パーツクリーナーで脱脂してから、マルチミッチャクプライマーで下処理。

その後にダイソーのラッカー(ブラック)で塗装。良いんじゃないかな!

マルチミッチャクプライマー

ミッチャクロンの半値くらいなのでお得!今のところ特に問題はないですね。

脚の作成

イレクターパイプのカット

テーブルの高さは、スノーピークのワンアクションテーブルに合わせて66cmにする予定でした。

天板やパーツの厚み計算すると2.5mを4等分でだいたい同じくらいだったので無駄なく使います!

2.5mのイレクターパイプを4等分にカットしていきますよ。パイプカッターをカットラインに合わせます。

最初は軽く回して筋をつけるくらいで!その後スジからずれないようにゆっくりパイプカッターを回していけばそのうち切れます。

イレクターパイプはパイプの周りの樹脂部分が厚いので、通常のパイプよりカットに時間がかかります。焦らないで回し続けるのが大切。

断面図。結構周りの部分が厚いでしょ。逆に鉄パイプ部分が薄く感じる。

脚が4本できました。

端を揃えて確認。気持ちズレましたが想定内です笑

アジャスターパーツの加工

イレクター純正のアダプターから白い樹脂(アジャスター部分)を外して、M8ボルトに変更します。固定は瞬間接着剤。

ボルトの根本に瞬間接着剤を塗ります。

奥まで回し入れたらしっかりと締めて固定。

あとは乾いて固定されるのを待つだけ。

次はパイプに固定しますよ!かなり前に使ったあまりの接着剤があったので使います。

こんな感じでアジャスターをパイプにはめて立てかけて置きます。下にはズレと傷防止のためにボロ布を敷きましょう。

接着はスポイトでパイプとアジャスターの間にスッと注入します。少量でも隙間に広がりますよ。最低15分ほど動かさずに放置です。

この接着剤はかなりシンナー臭いので換気は忘れずにしてください。

接着中。

脚の完成!ゴムキャップを付けるとしっかりとした脚に見えてくる!

脚の取り付け

板付きナットを天板に取り付け。黒にして正解。

脚を取り付けるとこんな感じになります。浮いているように見えるけどネジの間にしっかりと固定されます。

実は若干曲がってますが、パッと見はわからないですね。

取り付けたところ。これで完成です!

けー

かなりスッキリして使いやすい形になりました!

ただ少し問題点が出てしまった。

グラつく、、、

ロータイプ(40cmほど)ならそれほど気にならないけど、ハイタイプ(今回66cm)は気になるレベル。

これは解決方法を考えないとちょっと使いづらいかなー

ブレ防止策で幕板とブレースを追加!

どうしても四本脚だけのテーブルはぶれてしまうので、テーブルの左右に幕板と正面にブレースをつけることにしました。

ブレ軽減用の幕板とブレースの制作

幕板とブレースはイレクターのジョイント「28ジョイント J-113A AAS GR」というパーツを使います。板などにパイプを取り付けられるパーツです。

元々は穴が1つだけなので、ズレないように穴を3つにします。

幕板とブレースは天板と同じ合板のあまりから使ってます。

ブレースの角度はテスト。このくらいでブレが少なくなりました。ここでカットします。

キャンプ用テーブルを自作のまとめ

今までは天板に脚をねじ止めするタイプはアンカーボルトやオールアンカーを使うやり方が多かったけど、このイレクターパイプのアジャスターを利用する方法だと比較的簡単にできました。

ただネジはまっすぐなるはずなんだけど少しだけ曲がってしまいました。どうやらM8ボルトの固定時とアジャスターをパイプに取り付け時に少しまがったまま固定してしまったようです。

けー

でもそれほどズレないのでOKレベルです。

問題はテーブル全体のブレだったけど幕板とブレースでひとまず解決。

反対側にブレースがついてしまいましたが、基本ソロ用なのでそれほど問題なかったです。

朝起きた時の様子。散らかってますねー^^;

サイズもこのテンビで使うにはちょうど良いくらい。ハイテーブルでも圧迫感もなく使えてます。

組み立てテーブルを自作している方の参考になれば幸いです(^^)

けー

次はローテブル用に脚も作っていきます。

今回はこのあたりのパーツを組み合わせてます。ご自身のテーブルの使い方に合わせて組み合わせてください。

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