今回は以前から気になっていた、車中泊・キャンプ界隈で「まるで家のベッド」と噂のコールマン『キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル』をついに導入しました。
さっそく、届いたばかりのこのマットを「実寸はどうなんだ?」「構造的な安定感は?」など気になる点のレビューをお届けします。
キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル
キャンプで寝る時はこれまでコットを使うことが多かったのですが、夏場などは毎回コットを出すのが少し面倒に感じることもありました。
テントの中にメッシュテントを入れて寝る時や、冬場にインナーマットを敷いてお座敷スタイルにするなら、コットよりインフレーターマットの方が使いやすいのでは?と思ったのが購入した一番の理由です。
それともうひとつ。
ステップワゴンで車中泊する時にも、フルフラットにしたシートの上に敷けば寝やすくなるのでは?というのも試してみたかったんですよね。
そこで選んだのが、厚さ10cmあるコールマンの「キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル」です。商品の仕様
キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル
| 使用時サイズ | 約198× 68×10(h)cm |
|---|---|
| 収納時サイズ | 約φ21×72cm |
| 重量 | 約2.7kg |
| 材質 | ポリエステル、ポリウレタンフォーム |
| 付属品 | 収納ケース |


早速開封。結構大きめですが思ったより重く感じませんでした。


収納ケースは空気入れになるので片側に送風口がついています。本体の出し入れがわはしっかりとした素材。口も大きく開くから出し入れは簡単です。

ドライバッグの口のような形ですね。
本体
開梱してまず驚いたのは、その生地の質感です。
ポリエステル系の安っぽいテカリはなく、しっとりと落ち着いたグレーの風合い。手触りだけでなく、これなら車内のインテリアを邪魔しませんね。

収納ケースから出した本体。長めのベルトで固定されてます。

ベルトを外して軽く広げてみます。初回なので広がりませんね。

この状態での厚みは約11cm。

そして、このマットのキモは「バルブ」にあります。
私はいつも「シンプルかつ確実か」を重視しますが、このバルブは秀逸。回転させるだけで「吸気」と「排気」を切り替えられる。
よくある「キャップ式のフタ」だと時間が経つとどうしても空気が抜けてしまいますが、この「ねじタイプのバルブキャップ」は空気が抜けていく心配がありません!

バルブの口はまだ締めたままでいったん広げてみます。
かなり圧縮されているのでやはり広がりませんね。


バルブを開いて回転させます。これで空気が入って行くみたいなんです。しかし!
写真を取り忘れましたが30分ほど放置してもほぼ最初と変わりませんでした。
実際にエアーを入れてみる
付属の収納袋で入れてみますよ!

バルブの中の回転式の部分を吸気側にして、収納ケースのノズルをはめ込みます。

上から見るとこのような感じです。

収納ケースの口を広げて、円柱型にするように立ち上げます。

口を閉じて1回ほど丸めます。

横にするとこんな感じになりますよ。このまま絞り込むように空気を入れていきます。
なれるまでは空気を押し込む強さとか違和感があるけど、数回やるとコツが掴めてくるので結構楽です。

絞りながら空気を入れた後。1回でこのくらいの厚みになっています。
けー左右の立ち上がりも形が付いてきてます!




これを6回ほど繰り返したらマットとして使えるくらいに膨らみました。約8.5cmくらいですかね。
ちょっとふんわりしたベッドくらいの感触です。このあたりのマットの硬さは好みによって調節になります。


これでも心地よく寝られそうですが、私は硬めが好きなのでもう少し膨らませて最大の10cmのして使ってみたいと思います。
空気を抜いて収納する
収納時はどうでしょう。


バルブを開けた状態で、バルブと反対側のフチをヒザで押さえます。


マットを上から押して空気と抜きながら少し丸めてまたヒザで固定します。
これを繰り返して空気を抜きながらマットを丸めていきます。


最後まで丸めていくとこんな感じですね。最後にバルブのキャップを閉めれば完成です。


少しずつ押さえてしっかりと空気を抜けば比較的かんたんに空気がぬけて収納できます。
ベルトも長いので止めやすいですね。



逆に長すぎるのではないか?と思ったりもしますが笑
タイニーポンプ2Xでエアーを使った場合
収納袋だけでも問題なく膨らませることはできますが、普段はFLEXTAILのTINY PUMP 2Xを使っています。
小型なのでバルブに取り付けても邪魔にならず、空気を入れるのもかなり楽です。
さらに便利なのが、空気を抜く時にも使えること。
手で少しずつ空気を押し出しながら丸めても収納できますが、電動ポンプで排気してしまえば撤収はかなり簡単になります。
なくても使えるけど、インフレーターマットを頻繁に使うなら小型の電動ポンプはあった方が便利ですね。
TINY PUMP 2Xについては別記事で詳しく紹介しています
ステップワゴンで車中泊にも使ってみた
せっかくなので、キャンプだけではなくステップワゴンでの車中泊でも使ってみました。
今回の寝床は、セカンドシートとサードシートをフルフラットにした状態です。
そのままだと細かい段差が気になるので、使わなくなった銀マットを半分に切り折りたたんで何枚か重ね、気になる隙間を埋めてからこのインフレーターマットを敷いています。
実際に寝てみると、最低限の段差だけ埋めておけばかなり快適でした。
フルフラットといっても完全に真っ平らではないのですが、10cm厚のマットが細かい凹凸をうまく吸収してくれるので、寝ていて体に当たる感じはかなり軽減されます。
車中泊用として見ても、寝心地はかなり良いですね。
シートの段差は最低限埋めれば十分だった
今回あらためて分かったのは、完璧に床を作り込まなくても、ある程度の段差を埋めれば普通に寝られるということです。
もちろん、完全フラットなベッドの方が理想ではあります。
ただ、一泊するだけならそこまで神経質にならなくても、このマットがかなり助けてくれます。
今まではシートの凹凸がどうしても気になっていましたが、このマットを敷くと「普通に寝られるレベル」ではなく、かなりしっかり眠れる感じになりました。
10cmの厚みは車内でもそれほど気にならない
購入前は「10cmって車中泊には少し厚すぎるかな?」とも思っていました。
でも実際にステップワゴンの後ろに敷いてみると、思っていたほど圧迫感はありません。
普通に寝る分には特に問題なく、頭上スペースもそこまで気になりませんでした。
ただ今回は、助手席上にロングボードを車内積みしていたので、そのぶん少し狭く感じました。
それでも寝られないほどではなく、問題なく車中泊できています。
ちなみに、マットの硬さは空気の量で結構変わります。
今回は少し空気を入れすぎた感じがあって、寝た時にやや硬めに感じました。
マット自体が悪いというより、これは空気を少し抜けばちょうどよくできそうです。
パンパンに膨らませればいいというわけではなく、自分の好みに合わせて少し調整した方が寝やすいですね。
幅68cmはセカンドシートの位置に注意
幅についても、実際に車内で使ってみると少し気づくことがありました。
ステップワゴンの後ろで広げた場合、セカンドシートを内側に寄せると肘置きが少し当たります。
マット自体は問題なく広げられるのですが、肘置きが当たる部分だけ少しへこむ感じになります。
とはいえ、空気が抜けるとか、使えないとか、そういうことはありません。
逆に、セカンドシートを内側に寄せず右側の位置にしておくと、幅はかなりきれいに収まりました。
なので、ステップワゴンで使うなら
- セカンドシートを内側に寄せない
- 肘置きの位置を確認してから敷く
このあたりを意識すると使いやすいと思います。
車内で膨らませるのは少し大変
寝心地自体はかなり良かったのですが、ひとつ気になったのが車内で膨らませる時のやりづらさです。
このマットは空気を入れるバルブが上部にあるので、車内で使う場合はその周辺にポンプを取り付けるスペースが必要になります。
実際には、助手席をかなり前に出して倒さないとポンプを入れる余裕がありませんでした。
ポンプの音については、車内で使うぶん外に大きく響く感じではありませんでした。
ただし、夜遅い時間に車中泊スポットやRVパークなどで使う場合は、周囲への配慮は必要ですね。
一泊なら快適。でも連泊では少し考えもの
今回使ってみて感じたのは、一泊の車中泊ならかなり快適ということです。
最低限の段差を埋めてこのマットを敷けば、寝心地はかなり良くなります。
実際、寝ることだけを考えれば十分満足できるレベルでした。
ただ、その一方で連泊となると少し話が変わってきます。
セカンド・サードシートをフルフラットにすると、車内スペースのかなりの部分を寝床が占めます。
さらにこのマット自体もそこそこ厚みと存在感があるので、荷物を置ける場所がかなり限られてしまいます。
一泊ならまだいいのですが、連泊になると
- 荷物の置き場
- 着替えや道具の出し入れ
- マットを敷いたままにするか、一度片付けるか
このあたりがだんだん気になってきそうです。
つまり、寝心地は良いけど、連泊ではスペース面の課題が大きいという感じですね。
今後はキャンプをメインに使っていく予定
今後の使い方としては、やはりメインはキャンプになりそうです。
車中泊でも使えることは分かりましたし、一泊ならかなり快適でした。
ただ、毎回わざわざ車中泊用として持っていくかというと、そこまではしないかなというのが正直な感想です。
その理由はやはり、
- 車内で膨らませるスペースが必要
- 車内の居住空間をかなり使う
- 連泊では荷物スペースが厳しくなる
といった点ですね。
逆にキャンプなら、このマットの良さがかなり活きます。
地面のデコボコを気にせず寝られるし、空気量で好みの硬さにも調整できる。
コットを出すほどではない時や、お座敷スタイルで寝たい時にも使いやすいです。
なので今後は、
- 寝心地を重視したい時や、お座敷スタイルの時はインフレーターマット
- 高さが欲しい時や、いつものスタイルで使いたい時はコット
という感じで、うまく使い分けていこうと思っています。
コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル まとめ
コールマンの「キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル」を使ってみましたが、やはり一番印象に残ったのは寝心地の良さでした。
10cmの厚みがあるので底付き感はほとんどなく、キャンプ場でも車中泊でもかなり快適です。
収納サイズは大きめですが、それを差し引いても十分使いたくなるマットだと思います。
特にキャンプではかなり使いやすく、コットとはまた違った快適さがありますね。
車中泊でも一泊なら十分実用的でした。
ただし、連泊になると車内スペースの問題が出てくるので、そのあたりは使い方次第だと思います。
「コンパクトさ」よりも「寝心地」を優先したい人にはかなり満足度の高いマットでした。
キャンプ用のマットを探している方や、車中泊でもしっかり眠りたい方の参考になれば幸いです。








